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観戦記

2022年9月4日 関東大学ジュニア戦選手権大会 対拓殖大学 [観戦記]

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天候は曇りの天気の中前半戦キックオフ。

青山学院はキックでエリアを取りながら攻め込む。拓殖大学はボールを継続しながらペースを掴む。ただ、お互い初戦という事で、最後の1本が取りきれず、ペースを掴めない状時間が続いていく。

20分 最初に打開したのは青山学院だった。相手陣マイボールからボールを繋いで木下世章(2年)が粘り強く相手を引きずってトライ。7-0


23分 自分達のミスからエリアを取られて、攻め込まれる。相手スクラムハーフに密集付近を突かれて拓殖大学のトライ。7-7

30分 エリアを取り敵陣で相手のミスを誘う。そして高橋紫苑(4年)が裏に抜け出して、ボールを繋いで最後は亀井健人(3年)がトライ。14-7


38分 バックスがエリアを取り攻め込む。フォワードが圧力をかけてミスを誘った所をバックスで繋いで最後は森草知(1年)が相手のディフェンスラインを破ってトライし前半終了。 21-7

拓殖大学の重いFWにもフィールドプレーで対抗していた。また、スクラムでやや劣勢になる場面もあるが、キックから相手ボールにプレッシャーをかけるプラン通りの試合運びをできた、そんな前半であった。


青山学院はメンバー変わらず後半キックオフ。

45分  敵陣でスクラムのペナルティを犯して、攻め込まれる。バックスの戻りとディフェンスで相手のミスを誘い、木下世章(2年)がトライ。28-7

55分 スクラムで優位に立たれて、ペナルティを犯す。そこから素早く攻め込まれて拓殖大学にトライを許す。28-14

70分  自陣で自分達のミスでペナルティを犯して、最後はラックをスクラムハーフに持ち出されて拓殖大学のトライ。28-19

73分  敵陣でプレーする意識を継続し、相手ボールをバックスがタックルでプレッシャーをかけてペナルティを誘う。森草知(1年)がショットを決める。31-19


最後は攻め込まれるも守り切ってそのままノーサイド。

初めてジュニア選手権に出る選手がいる中で、勝ち切れ、チーム全体に良い流れを作ってくれた試合であった。

公式戦に加えて秋シーズンの開幕戦となる試合に練習から緊張感と集中した雰囲気であった。引っ張るのが難しい状況でも、山岡佑(4年)ゲームキャプテンが声と気迫あるプレーでチームを纏める姿が試合を通して印象的であった。


POM(清水監督・村松HCによる選出)

13番 森草知(1年/CTB/桐蔭学園)

〈本人のコメント〉
今回は秋シーズン最初の試合でしたが、この試合でしっかり勝ち切ることができ、チームに勢いづけることができました。このまま勝ち続けて、「大学選手権出場」を目指していきたいです。

文:橋本大吾(4年)