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梁取駿太「現状維持は衰退」

2026/09/09

本日より「ラストシーズンに懸ける想い」と題して、4年生一人ひとりのラグビー人生を振り返るインタビューを掲載してまいります。 
これまでの歩みを振り返りながら、ラストシーズンに懸ける想いをお届けいたします。 

第1回は、梁取駿太(4年/主将,LO/茗渓学園)です。 


-ラグビーを始めたきっかけ- 
ラグビーを始めたきっかけは、小学校1年生の時に友人に誘われたことです。
それまでは体操教室に通っていましたが、練習が平日にあったため、放課後に友達と遊ぶ時間があまりありませんでした。
そんな中、友人からラグビーに誘われ、練習が土日だったこともあり、興味を持ったことをきっかけにラグビーを始めました。


-大学でもラグビーを続けた理由- 
大学でもラグビーを続けた理由は、対抗戦という高いレベルでラグビーをしたかったからです。
練習はきついですが、それ以上に勝った時の喜びの方が大きく、「楽しい」と感じると同時に、もっと高いレベルでラグビーをしてみたいと思い、大学でもラグビーを続けることを決めました。
チームの雰囲気が茗溪学園に似ていたこともありAGRに入部を決めました。 
 

-4年間で一番印象に残っている瞬間、うれしかったこと- 
4年間で一番うれしかったことは大学2年時の対抗戦で筑波大学に勝利した瞬間です。 
青学の推薦をもらうまで受験で進学しようとしていた大学でもあり、同期や後輩もたくさんいました。
この年はチームの体制が変わって、夏の練習が非常にきつかったのですがそれが報われたような瞬間でもあり、自分の選択を正解にできた瞬間でもあったと思います。
ベンチや観客席の部員がとても喜んだり泣いていたりしているのを見て本当にうれしかったです。 

 (2024年9月29日関東大学対抗戦筑波大学戦撮影)



-4年間で一番苦しかった時期-
4年間で一番苦しかった時期は、大学1年時の秋です。
スタメンからメンバー外となり、リザーブとして対抗戦に出場した際に右肩を亜脱臼してしまい、手術をすることになりました。何もかもうまくいかないように感じていた時期でした。
そんなとき、先輩から「来年も梁取が必要になるから、諦めずに頑張れ」と声をかけてもらいました。
その言葉のおかげで、リハビリに対するモチベーションを維持することができ、復帰することができました。
 

-4年間を通して自分自身が成長したと感じること-
4年間を通して、自分自身で考え、主体的に行動する力が成長したと感じています。 
限られた練習時間の中でも、自分自身に足りない部分や伸ばすべき部分を考え、練習後の自主練習やトレーニングに継続して取り組んできました。自分に必要なことを自ら考え、行動に移すことを4年間続ける中で、主体的に取り組む姿勢が身についたと思います。 

今年は練習やウェイトに対しても受け身になるのではなく、自分から考えて行動することを意識しています。
自分自身が率先して行動することで、周囲にも良い影響を与えられるようになったことは、4年間を通して大きく成長した部分だと感じています。 


-日頃から大切にしていること- 
チームをまとめるうえで大切にしていることは、「チームの一員であることの自覚」です。ラグビー中はもちろんのこと、挨拶や係の仕事など、日常の一つひとつの行動をどれだけ徹底できるか、そしてどれだけチームのことを考えて行動できるかを大切にしています。
一人ひとりがチームの一員であることを自覚し、自分の行動がチームにどうつながるのかを考えて行動できるよう、ハドルなどでも常に問いかけています。 

また、自分自身がチームの手本となれるよう、練習への取り組み方や日々の過ごし方にも気を配っています。
言葉で伝えるだけではなく、まずは自分自身が行動で示すことを大切にしています。 


-自分にとっての「凡事徹底」- 
自分自身がチームの「徹底の基準」となれるように、日々の生活やプレーの一つひとつを大切にしています。 
体重を毎日欠かさず入力することや、靴をそろえること、挨拶をすることなど、日常生活の中で当たり前のことを当たり前に徹底するようにしています。
また、グラウンドでは、切り返しの際に必ずラインを踏むこと、ダウンアップでは胸までつけること、オフサイドをしないことなど、細かい部分まで意識して取り組んでいます。 


-伝えたいこと- 
周りで支えてくれている全員に「ありがとう」と伝えたいです。 
同期には、辛い時に話を聞いてもらったり、練習中に声を掛けてもらったり、一人では乗り越えられなかったことをたくさん支えてもらいました。主将という立場ではありますが、今年は4年生全員でチームを引っ張っているという実感があり、それを嬉しく思っています。 
後輩たちからも、「頑張っていますね」「一緒に頑張りましょう」といった一言に、何度も救われています。
本人たちにとっては何気ない言葉でも、自分にとっては大きな支えになっています。
 
そして、自分が何不自由なく、これだけ良い環境でラグビーを続けられているのは、両親やOBの方々をはじめ、多くの方々の支えがあってこそだと思っています。 
4年間ラグビーを続けてこられたのも、決して自分一人の力ではありません。
これまで関わってくださったすべての方への感謝を忘れず、最後まで自分らしく走り抜きたいと思います。 
 

-ラストシーズンに懸ける想い- 
ラストシーズンなので目標達成はもちろんの事、シーズンが終わった時に「やりきった」と言い切れるようにしたいです。みんなが「やりきった」と言い切ることができれば必ず目標達成は出来ると思っています。
4年間の集大成として、悔いなく、やりきったと言えるラストシーズンにします。
 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、白石颯(4年/副将,WTB,FB/桐蔭学園)のラストメッセージをお届けします。ぜひご覧ください。