中山健太郎「人事を尽くして天命を待つ」
2026/09/22
これまでの歩みを振り返りながら、ラストシーズンに懸ける想いをお届けいたします。
第3回は、中山健太郎(4年/副将,HO/東福岡)です。
-ラグビーを始めたきっかけ-
祖父、父ともにラグビーをしていたことから、小学1年生の頃に藤沢ラグビースクールでラグビーを始めました。
私は覚えていませんが、父によると、「ラグビーをしたら運動会でリレーの選手になれるよ」と言われたことがきっかけだったそうです。
もともと小さい頃からラグビーの試合を見ることが好きだったこともあり、次第にラグビーに惹かれていきました。
-大学でもラグビーを続けた理由-
大学進学を考えるうえで、ラグビーに本気で取り組みながら、将来に向けて充実した4年間を過ごせる環境を求めていました。
そこで、対抗戦Aグループに所属し、ラグビーだけでなく勉強にも力を入れることのできる青学でラグビーを続けることを選びました。
また、高校時代に憧れていた先輩方が青学に進学していたことも、進学を決める大きな理由の一つとなりました。
-4年間で一番印象に残っている瞬間、嬉しかったこと-
3年次の対抗戦第2節、明治大学戦です。
初めて対抗戦で2番のジャージを着て、秩父宮という舞台で明治大学と試合ができたことが強く印象に残っています。
2年次の頃は、対抗戦全試合でベンチ入りすることができたものの、出場時間は合計5分と、悔しい思いをしました。
3年次になり、どんな形でもアピールしたいと思っていた中で迎えた試合だったため、特に印象に残っています。
また、同期の陽太、竜玖と一緒にスクラムを組めたことも嬉しかったです。
-4年間で一番苦しかった時期-
現在も続く怪我のリハビリ期間です。
最高学年となり、副将としてチームを引っ張っていきたいと思っていた中での怪我と手術だったため、かなり落ち込みました。
それでも、復帰を待ってくれているチームメイトの声や、対抗戦に出場して目標を達成したいという気持ちを糧に、日々リハビリに励んでいます。
最後に試合に出場することで、この苦しかった時期を乗り越えられると思っています。
-4年間を通して自分自身が成長したと感じること-
4年間を通して、「自立」から「自律」へと成長することができました。
大学では、自ら課題を見つけ、日々のトレーニングやチームのために何ができるのかを考え、行動してきました。
単に自分の足で立つだけでなく、自分の軸を持って主体的に行動する姿勢を身につけられたことが、大学4年間で成長したことの一つだと実感しています。
-日頃から大切にしていること-
チームを俯瞰して見ることです。
コーチが指導を行い、選手が練習に励み、主将がチームを引っ張っていく中で、副将という立場を生かし、一歩引いた視点からチームを見ることを大切にしています。
これまで一選手として練習に参加していた時と比べて、チーム全体の課題や成果が見えるようになりました。
また、選手の意見をできるだけ多く聞き入れ、コーチ陣との懸け橋になることも自分の役割だと感じています。
-自分にとっての「凡事徹底」-
凡事徹底という言葉を重く捉えすぎず、当たり前の基準を下げずに、常に向上していくことが凡事徹底だと思っています。
きつい練習でのあと一歩や、挨拶、道具の準備を雑にしないといった、一見小さく、見落としがちなことこそ大切だと考えています。
自分自身もまだ完璧にはほど遠いですが、そうした一つひとつの行動に妥協せず、副将として自ら実践し、基本を大切にする姿を見せていきたいと思っています。
-伝えたいこと-
同期にはいつも仲良くしてもらい、寮生活や日々の練習、オフの日も毎日楽しく過ごせていることに感謝しています。
また、家族やこれまで支えてくれた方々、ラグビーを指導してくださった方々にも感謝の気持ちを伝えたいです。
これまでのラグビー人生を振り返ると、本当にたくさんの人に支えてもらってきたと実感しています。
これからは、支えてもらったことへの感謝を忘れず、自分も誰かの支えになれるよう、目の前の縁や出会いを大切にしていきたいと思います。
- ラストシーズンに懸ける想い-
まずは、試合に復帰できるよう、リハビリに励んでいきたいと思います。
そして、チームとして全員が後悔なくシーズンを終え、4年生全員が胸を張って引退することができれば、私自身も後悔なく引退できると思っています。
また、副将として自分の役割を全うし、結果を残すことで、日々支えてくださっている方々への恩返しをしたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、鵜沢奏生(4年/FL/川越東)のラストメッセージをお届けします。ぜひご覧ください。




