前半は点の取り合いだった。開始１分に青学大が右隅にトライを決めるが、その直後の５分に日体大も中央にトライ。その後も青学大がトライを獲得するとすぐさま日体大も食らいつきなかなか突き放すことができなかった。前半の３０分に佐藤資（文３）が日体大のボールをインターセプトしそのまま中央にトライ。前半は１トライ差で青学大リードで終える。

後半もペースは青学大だった。開始７分、相手ファールから佐藤がペナルティキックを決め、突き放しにかかった。日体大も果敢に攻めたて試合中盤で連続トライを獲得。一気に逆転した。初勝利を目指す青学大はすぐさまペナルティゴールを決め１点のリードとした。残り時間も１０分を切り初勝利が見えてきた矢先に日体大に再逆転のトライを決められる。反撃を試みる青学大だったが、残り１分でトライを奪われ万事休す。つかみかけた勝利を手放す形で試合を終え、無念の敗戦となった。(青山スポーツ/伊藤慎一郎)